ピックルボールのノーマンズランドとは?
ピックルボールの「ノーマンズランド(No Man’s Land)」とは、コートの中央付近にある、ネット際のキッチンとベースライン側の間のエリアを指す言葉です。
このエリアは、ネット際でプレーするには遠く、後方から打つには前に出すぎているため、相手のショットに対応しにくい位置になりやすいのが特徴です。
ノーマンズランドという名前は、直訳すると「誰のものでもない土地」という意味です。ピックルボールでは、プレー中にできるだけ長くとどまらないほうがよい場所として説明されることがあります。
ノーマンズランドはどこにある?
ノーマンズランドは、キッチン(ノンボレーゾーン)の後ろ側から、ベースラインまでの間にあるコート中央寄りのエリアを指します。
キッチンはネットから両側に7フィート(約2.13メートル)の範囲です。ノーマンズランドは、そのキッチンの外側からベースライン方向へ続くエリアのうち、前後どちらにも動きにくくなりやすい位置を表す呼び方です。
ノーマンズランドは、キッチンのように公式ルールで境界が定められたエリアではありません。コート上の特定の線で区切られた区域ではなく、戦術上の位置を説明するために使われます。
関連用語:キッチンとは? / ノンボレーゾーンとは?
なぜノーマンズランドは不利になりやすい?
ノーマンズランドにいると、相手からの強いボールや足元へのボールに対応しにくくなることがあります。
たとえば、相手が低く速いボールを足元へ打ってきた場合、姿勢を低くして返球する必要があります。また、ネット際へ短いボールを落とされた場合には、前へ走って対応しなければなりません。
そのため、ノーマンズランドで立ち止まってしまうと、前後の動きが必要になり、返球が不安定になりやすくなります。
ノーマンズランドから抜け出すには?
ノーマンズランドに入ったときは、ボールを打った後の状況を見ながら、前へ進むか、後ろへ下がるかを判断することが大切です。
1. 打った後に立ち止まらない
ボールを打った後は、相手の返球を見ながら次の位置へ移動する意識を持ちましょう。中途半端な位置で止まらないことが重要です。
2. 前へ進むタイミングを見極める
相手に低いボールを打たせたり、返球が浮いたりした場合は、前へ進んでネット際のポジションを取るチャンスです。ただし、相手が攻撃しやすいボールを返してしまったときは、無理に前へ出ない判断も必要です。
3. チームで位置を合わせる
ダブルスでは、パートナーと一緒に前へ進むことも大切です。一人だけがネットへ近づくと、コートに空いたスペースができ、相手に狙われることがあります。
ノーマンズランドとラリーの関係
ノーマンズランドをどう使うかは、ラリーの展開に大きく関係します。相手の返球が短いときに前へ進み、ネット際でディンクなどを使う展開へつなげることもできます。
反対に、前へ進むタイミングが早すぎると、相手に足元を狙われることがあります。ボールの高さや相手の位置を見ながら、移動するタイミングを判断しましょう。
ノーマンズランドを理解して位置取りを改善しよう
ノーマンズランドは、ピックルボールの公式なルール区域ではなく、コート上で不利になりやすい位置を説明する戦術用語です。
この場所にいること自体が反則になるわけではありません。大切なのは、ボールや相手の状況を見て、適切な位置へ移動することです。
まずは、打った後にその場で止まらず、前後の動きを意識することから始めてみましょう。